OU-SDGsプログラムとは

About OU-SDGs Program

ごあいさつ

持続可能な未来社会の実現に貢献できる人材を育んでいくために

進藤 修一

進藤 修一

SHINDO Shuichi

全学教育推進機構 機構長

大阪大学は「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、社会の安寧と福祉、世界平和、人類と自然環境の調和への貢献、「生きがいを育む社会」の創造を目指しています。

持続可能な開発目標(SDGs)は、「誰一人取り残さない」を理念に、私たち一人ひとりが持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標であり、この理念と、大阪大学が掲げる「生きがいを育む社会」の創造には共通するものがあります。

このような背景のもと、SDGsについての学びを深めることで、自発的・積極的に社会課題に取り組み、持続可能な未来社会の実現に貢献できる人材を育むことを目的として、全学教育推進機構は「OU-SDGsプログラム」を立ち上げることとしました。

このプログラムは、社会ソリューションイニシアティブやスチューデント・ライフサイクルサポートセンター、ダイバーシティ&インクルージョンセンター、グローバルイニシアティブ機構などの学内各組織に加え、楽天グループなどと密接に連携しつつ、学生の皆さんへさまざまな情報、機会、リソースを提供していきます。

概要

OU-SDGsプログラムは、複雑化する社会課題の解決に貢献し、「いのちを大切にし、一人ひとりが輝く未来社会」の実現に資する人材を育成する学部教育プログラムです。学部初年次段階から履修できるSDGs関連科目群を設定し、この中から所定の単位数を修得した学生に対して修了認定証を授与します。

必修科目

必修科目とは

OU-SDGsプログラムの最も基礎的な知識や能力を身に付ける科目です。
プログラム修了のためには、必ず履修し、単位(2単位)を取得しなければなりません。

選択科目

選択科目とは

OU-SDGsプログラムの応用的な知識や能力を身に付ける科目です。
プログラム修了のためには、 選択科目から6単位を取得する必要があります。

修了認定

修了認定証 授与

OU-SDGsプログラムの必修科目2単位+選択科目6単位、計8単位を取得し、修了認定証授与方針に掲げる4つの知識と能力を修得した学生に、修了認定証を授与します。

プログラム紹介

OU-SDGsプログラムのフライヤーPDF版はこちらから
ダウンロードしてご活用ください。

参考:阪大ウェルカムチャンネル(YouTubeチャンネル)でのプログラム紹介動画はこちら

プログラム設置目的

「『いのち』に向き合う」を教育・研究の根幹に据え、複雑化する社会課題の解決に貢献し、「いのちを大切にし、一人一人が輝く未来社会」の実現を目指しています。この目標を実現するため、以下のような人材を育成します。

  1. 社会課題の解決に対する高い意識と課題解決に必要な幅広い知識とスキルを併せ持つ人材
  2. 「持続可能な開発目標(SDGs)」で掲げられている「誰一人取り残さない」持続可能な未来社会の実現に貢献できる人材

修了認定証授与方針

以下にあげる知識と能力を修得した学生に、修了認定証を授与します。

  1. SDGs、および関連する社会課題についての基礎的な知識を修得している
  2. 「いのち」を大切にし、「誰一人取り残さない」持続可能な未来社会の実現に必要な理念を理解している
  3. 領域横断的・統合的な幅広い分野のSDGsに関わる基礎的、および専門的な知識を修得している
  4. 社会課題に対する高い意識と専門性を結び付け、新たに取り組むべき社会課題を発見する能力を修得している

カリキュラム・ポリシー

必修科目および選択科目により構成されます。
必修科目によって、修了認定証授与方針に掲げるSDGs、および関連する社会課題についての基礎的な知識を修得し、持続可能な未来社会の実現に必要な理念を理解する能力を養います。
また、選択科目によって、修了認定証授与方針に掲げる領域横断的・統合的な幅広い分野の基礎的および専門的な知識を習得します。併せて社会課題に対する高い意識と専門性を結びつけ、新たに取り組むべき社会課題を発見する能力を養います。

プログラム履修方法

履修対象者 全学部学生
修了要件 プログラム構成科目から8単位以上を履修(必修2単位を含む)* *修了要件の対象となる授業科目は2024(令和6)年度春夏学期から2025(令和7)年度秋冬学期開講科目とします。ただし、必修科目「阪大SDGs学入門」については2023(令和5)年度単位修得分もプログラム修了要件に含めます。
プログラム申請可能期間 年2回、2024(令和6)年度から実施
春学期(令和6年3月4日(月)~4月17日(水))
秋学期(令和6年9月2日(月)~10月8日(火))
プログラム登録方法 学生は、申請可能期間中にWeb KOANの「副専攻・高度副プログラム」メニューからプログラム登録を申請します。
申請方法はこちら
修了判定の方法 年2回、夏学期・冬学期終了時にそれぞれ修了判定を行い、修了要件単位を修得した者には、PDFにより修了認定証を発行し交付します。

構成科目

※科目名が同じでも担当教員により内容が異なる場合があります。履修登録の前に必ずシラバスで内容を確認してください。

2024(令和6)年度

必修科目

春夏学期
曜日時限 時間割コード 授業科目名 科目区分 担当教員 シラバス
135343 阪大SDGs学入門 基盤(総合) 藤井 翔太、他 シラバスを見る
秋冬学期
曜日時限 時間割コード 授業科目名 科目区分 担当教員 シラバス
137237 阪大SDGs学入門 基盤(総合) 藤井 翔太、他 シラバスを見る

選択科目

春夏学期
曜日時限 時間割コード 授業科目名 科目区分 担当教員 シラバス
月 1 135223 環境科学の基礎 基盤(自然) 町村 尚、他 シラバスを見る
火 3 135173 経済現象を読み解く 基盤(社会) 二羽 秀和 シラバスを見る
火 5 135349 SDGs+Beyondに向けた新しい共感・共助の経済づくり 基盤(総合) 伊藤 武志、他 シラバスを見る
水 3 135239 科学技術の問題を考える 基盤(総合) 中村 征樹 シラバスを見る
水 4 135241 共生学の話題 基盤(総合) 宮本 匠 シラバスを見る
木 3 137201 世界は今 基盤(総合) 金森 サヤ子 シラバスを見る
木 5 135243 共生学の話題—国際協力とボランティア 基盤(総合) 坂口 真康、他 シラバスを見る
金 1 135253 世界は今—阪大北米拠点からの展望 基盤(総合) Robert Scott North、他 シラバスを見る
金 1 135327 カーボンニュートラルと私たちの未来 基盤(総合) 鈴木 智博 シラバスを見る
金 1 135281 知性への誘い 基盤(総合) 各部局長、他 シラバスを見る
金 2 137149 経済現象を読み解く 基盤(社会) 山本 千映 シラバスを見る
金 3 135237 世界は今 基盤(総合) 金森 サヤ子 シラバスを見る
135333 ダイバーシティ&インクルージョンの世界 基盤(総合) 西岡 英子、他 シラバスを見る
集中 137785 オン・キャンパス・インターンシップ:未来の「はたらく」を考える アドヴァンスト
・セミナー
松繁 寿和、他 シラバスを見る
秋冬学期
曜日時限 時間割コード 授業科目名 科目区分 担当教員 シラバス
火 4 137161 経済現象を読み解く 基盤(社会) ZVEDELIKOVA MIRKA シラバスを見る
火 4 135245 共生学の話題—生物多様性と自然共生 基盤(総合) 佐伯 いく代 シラバスを見る
火 5 137197 課題から考える知と社会のコミュニケーションデザイン 基盤(総合) ほんま なほ、他 シラバスを見る
火 5 137253 震災の知・復興の知 基盤(総合) 中村 征樹 シラバスを見る
水 1 137159 経済現象を読み解く 基盤(社会) 馬 皓星 シラバスを見る
水 2 137181 環境科学の基礎 基盤(自然) 西本 伸志、他 シラバスを見る
水 2 135246 共生学の話題—自然環境との共生 基盤(総合) 太田 貴大 シラバスを見る
木 4 137813 経営者と学ぶイノベーション/リーダーシップ アドヴァンスト
・セミナー
北岡 康夫、他 シラバスを見る
木 5 137115 アジアの途上国における開発と協力 基盤(社会) 住村 欣範、他 シラバスを見る
金 2 137205 共生学の話題—子どもの福祉 基盤(総合) 斉藤 弥生、他 シラバスを見る
金 5 137199 現代の環境を考える 基盤(総合) 百瀬 英毅、髙橋 賢臣 シラバスを見る
通年
曜日時限 時間割コード 授業科目名 科目区分 担当教員 シラバス
集中 135303 福島での環境放射線実習 基盤(総合) 青井 考、他 シラバスを見る
集中 137809 福島県飯舘村環境放射線実習 アドヴァンスト
・セミナー
青井 考、他 シラバスを見る

運営委員

進藤 修一

SHINDO Shuichi

全学教育推進機構 機構長

中村 征樹

NAKAMURA Masaki

全学教育推進機構 教授

金森 サヤ子

KANAMORI Sayako

全学教育推進機構 教授

坂口 愛沙

SAKAGUCHI Aisa

全学教育推進機構 助教

平沼 広子

HIRANUMA Hiroko

事務補佐員

PAGETOP