授業紹介

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※科目名が同じでも担当教員により内容が異なる場合があります。履修登録の前に必ずシラバスで内容を確認してください。

時間割コード 137161
2026(令和8)年度
OU-SDGsプログラム選択科目
秋冬学期
火 4

経済現象を読み解く

科目区分
基盤教養教育科目(社会科学系科目)
担当教員
中村 さゆり(社会経済研究所)

本講義では、私たちの生活に最も身近な経済現象である「労働(働くこと)」を、労働経済学の視点から論理的に読み解く手法を学びます。賃金決定のメカニズムや教育の投資効果、格差や技術進歩が雇用に与える影響などについて、現実に起きている現象と経済理論を対比させながら概説します。具体的には、労働需要・供給の基本モデルから始まり、人的資本理論、情報の非対称性(シグナリング)、さらには現代的な課題であるジェンダー間の賃金格差やAI・ロボット化が雇用に与える影響、外国人労働者の受け入れといった多岐にわたるテーマを扱います。データに基づいた客観的な分析方法を習得することで、受講生が自身の将来のキャリア形成や複雑な社会現象を、経済学的な論理を用いて多角的に分析できる力を養うことを目的としています。

SDGsとの関わり

本講義は、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」を中核とし、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」や目標10「人や国の不平等をなくそう」に深く関連しています。講義内では、日本の労働市場における構造的課題である「正社員と非正規雇用の格差」や「男女間の賃金差」の原因を経済理論に基づいて分析し、持続可能な雇用環境のあり方を検討します。また、技術進歩(AI)やグローバル化(外国人労働者)が国内市場に与える影響を学ぶことで、誰もが取り残されない経済成長と、変化する社会に対応したキャリア選択の視点を養います。これらの議論を通じて、公正で働きがいのある社会の実現に向けた知的基盤を構築することを目指します。

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