大阪大学 OU-SDGsプログラム

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大阪府豊中市待兼山町1−16
大阪大学全学教育推進機構

授業紹介

Our Classes

※科目名が同じでも担当教員により内容が異なる場合があります。履修登録の前に必ずシラバスで内容を確認してください。

時間割コード 135349
2024(令和6)年度
OU-SDGsプログラム選択科目
春夏学期
火 5

SDGs+Beyondに向けた新しい共感・共助の経済づくり

科目区分
基盤教養教育科目(総合型科目)
担当教員
伊藤 武志(社会ソリューションイニシアティブ)、堂目 卓生(経済学研究科、社会ソリューションイニシアティブ)、藤井 翔太(社会ソリューションイニシアティブ)、上須 道徳(経済学研究科)
  • 共助社会を支える共感経済

  • 「企業」は共助の要

人間や他の生き物、地球の「いのち」は互いに助け合って存在しています。また、そうした共助の関係は、政府、企業、中間組織という3つの器によって支えられます。本科目では、その中の企業に注目し、投資家、労働者、消費者という人びとの共感によって支えられる企業が、どうすれば共助の要としての役割を果たすことができるかを考察します。

授業では様々な工夫をこらし、実感をもって理解してもらえるように考えています。たとえば、①人や社会を構成する普遍の原理としての経済の思想の歴史や考え方について講義を聴いたうえで全体像について理解してもらい、②ボードゲームによって経済社会を体験し、③実際の企業経営について、簡易な企業のケーススタディを使って表計算ソフトで手を動かしながら学び、④さらに少しレベルをあげた企業経営ケーススタディを議論しながら検討し、⑤実際の企業を取り上げて調査をしながら学びを深め、⑥実際の企業の方から事例を聴いて自ら課題研究を行う、といったことを行います。グループワーク形式を含めた体験型授業を、全15回のうち上記③④⑤⑥の10回程度取り入れて、学生間の交流や実践的な学びの機会を提供します。

SDGsとの関わり

現代社会における課題はさまざまですが、人材、資金、ノウハウといった様々な点において経済・企業経営の果たす役割は大きく、この理解と活用、改善なくして社会課題の解決は望めません。社会を支え、SDGsやその先の社会課題解決において活躍いただくために、本科目は大切な学びとなります。授業担当教員を含めた、社会ソリューションイニシアティブ(SSI)(1)は、SDGsの誓い「誰一人取り残さない」とExpo2025大阪・関西万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を推進する大学の組織として、共助社会・共感経済づくり(2)ほか各種プロジェクト、「学生の集い」という学び・交流の場(3)、万博でいのち会議という場(4)などを持ち、授業外でもみなさんの実践的な参加の機会を提供します。

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