授業紹介 Our Classes ※科目名が同じでも担当教員により内容が異なる場合があります。履修登録の前に必ずシラバスで内容を確認してください。 時間割コード 137253 2024(令和6)年度 OU-SDGsプログラム選択科目 秋冬学期 火 5 シラバスを見る 震災の知・復興の知 科目区分基盤教養教育科目(総合型科目) 担当教員 中村 征樹(全学教育推進機構) 2011年に発生した東日本大震災を主題に、震災の経験を踏まえ、震災からの復興のありかた、復興にむけた課題について検討することを主題とした授業科目です。授業前半では、復興をめぐる現状と課題、災害や事故の教訓をどう伝えるか、被災地における学校教育、災害ボランティア等のテーマについて、関連する活動に取り組んできた学生団体や研究者をゲストに迎え、講義とディスカッションを行います。それを踏まえたうえで、授業後半では、受講生が震災からの復興にむけた課題についてグループで調査・検討を行い、課題解決ための方策について検討しその成果について発表を行ってもらいます。2022年度は、被災者への心のケア、災害に強いまちづくり、災害後の行政の対応、被災地の子供たちの教育などがグループ発表のテーマとしてとりあげられました。 SDGsとの関わり震災からの復興では、被災した人々が安心して生活できるような環境を確立するとともに、地域コミュニティが持続可能なかたちで発展していくことが重要な課題です。本授業では、講義だけでなく、ディスカッションやグループワークを通して、震災によって引き起こされる問題や、復興にむけての課題について様々な観点から考えてもらいます。未曾有の災害をまえに「誰一人取り残さない」ためには、どのようにして災害と向き合っていくことが必要なのか。取り組むべき課題はなにか。いかなるアプローチが可能なのか。これからの社会の担い手として、なにができるのか。本授業がそのような「問い」について考える機会になることを期待しています。 PAGETOP